アーテイチョーク
は カルドンから品種改良された栽培作物も花蕾である。
地中海沿岸地域を原産とし、古代ギリシャ人やローマ人に珍重されていました。
中丗になって催淫作用があるという評判がたち、中世の終わりにはかなりの数が減ってしまった。
メディチ家のカトリーヌはいたくこの野菜を好み、輿入れの際に祖国イタリアからフランスに伝えたと
いわれる。フランス人とイタリア人の探検家によりアメリカ大陸に移入された。
アーテイチョークは、イタリア、スペイン、フランスで広く栽培されており、この3ヶ国をあわせて世界の
生産量の80%を賄っている、またアメリカ合衆国西部でも大規模に生産されており、なかでもカリフォルニア
のカストロビルは有名である。
アーテイチョークは、3~5フィートの背丈になり深い刻みの入った葉をもつ。
開花前のつぼみの芯とそのまわりに鱗状に覆っている葉の根本の部分が食用になる。
チョークと呼ばれる中心部のけば立った部分は花になるところで、食べられない
アーテイチョークには1ダース以上もの品種があり、形と色に違いがあるが、たいていは丸くて先端が
わずかにとがっていて、青や紫色を帯びた暗緑色をしている。
生で食べられるのは、チョークの部分が発達しない小ぶりで紫色をしたプロバンサルアーテイチョーク
だけである。 アーテイチョークは温暖な気候でよく育ち、そこでは多年生として
温暖でない場所では一年生として育つ